おてがみぼっくす

モラトリアムの終結

見えぬけれどもあるんだよ

タイトルは金子みすゞさんの詩、『星とたんぽぽ』からの引用です。

大切なものは目に見えない。星の王子さまも言っていましたね。

学歴、職歴、キラキラした写真、リツイートされる文章。

目に見えるものを誇示することでしか自分の優位さを表現できない我々には、見得ないのです。

いえ、我々ではありませんね。少なくとも僕にはミエない。

一番大切だったはずの心を捨ててしまったから、世界も自分も空虚にミエるのでしょう。

 

さて、この記事で僕が言いたいのはこれです。

 

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あるんだよ

 

なんだか分からない?

ペペロンチーノだよ。カップ焼きそばじゃねーよ。

ただの茹でた麺っていうなよ。

もうね、パスタ作ったお前を見た俺がマジ切れしてパチンコ屋に逃げ込んで終わるレベル。

お前でも俺でも純恋でもないが、それくらい完成した時ヴィジュアルにがっかりしたの。

目に見えないけど大切なものもあるが、目に見える大切なものもある。

とくに料理。

 

…このペペロンチーノ、完成までに約1時間かかりました。

目に見えない努力があったのですよ。

 

ペペロンチーノを作る時には「乳化」という工程があります。

簡単に言えば、水と油を混ぜる努力をすることです。

料理は科学とは言いますが、その科学実験を成功させる努力も必要なのです。

 

この乳化に十数分かけ、乳化せず終了。

できたのがこれ。

 

お皿に盛りつけた感想第一声は

あれ、ペペロンチーノってこんなのだっけ?

もっとアサリとか乗ってなかった?あれはボンゴレか。

でした。

 

冒頭でも述べたように、僕には「見えぬけれどもあるもの」がミエないのです。

時間をかければ見栄えるものができると期待した僕が間違いでした。

さあ皆様、代わりにこのペペロンチーノから乳化の苦労を感じ取ってください。

 

あ る ん だ よ。